NHKデジタル教材 ティーチャーズネット

さらに、この「ティーチャーズネット」という番組を掘り下げていきましょう。

この番組では、サイト内での登録制をとっています。登録することによって、教育にかかわる、教師、保護者が教育を考える。ということを共有する場となっています。

単に教育を考える場では無く、実際の場面で使用できる様々な情報を無料で提供してくれる。というのも特徴です。

「先生と親のコミュニティ広場」では、教師と保護者が実際に掲示板で、お互いの意見を述べ合い、話し合う場となっています。

掲示板では子供や教育がメインテーマとなっており、番組を制作していく上での参考資料ともなっています。さらには、教育や子供たちについてのアンケートも実施しており、随時アンケートに回答してくれる親や教師、教育にかかわる人々を募集しています。

アンケートの集計結果は後日サイト上で発表され、それらを現場で役立たせることもできます。

また、サイト内の「特選！映像シアター」では、教師が実際の授業で使用できる映像や、子供たちの興味や関心を自然と誘発するような、楽しい映像が多く取りそろえられており、定評あるNHKデジタル教材の番組などを見ることができます。

さらに「デジタル資料館」では、調べたいテーマ別にクリップを検索できるため、家庭学習にも非常に役立つことだと思います。これは現場で働く教師の声によって生まれた「デジタル教材検索システム」です。

これらは指導要領や、教科書の単元に対応したNHKの教育番組や、映像クリップが簡単に検索できる為、指導者からは便利だという声が聞かれます。

「高画質番組」というコンテンツは、番組が2本、テレビ放映時と同じ時間見ることができ、「高画質クリップ」では高画質映像が、常時10本公開されています。

この「特撮！映像シアター」を実際の授業で使用している教師も少なくありません。教育情報を紹介する「教育Today」では、NHKの番組「早川解説委員の'イマドキの教育'」でおなじみの、早川信夫解説委員が、気になるイマドキの教育情報をわかりやすく解説してくるほか、「デジタル教材Q&A」では、初めてデジタル教材を使う教師の為に、授業でのデジタル教材の使用方法を、解説しています。

さらに「番組利用ノウハウ」では、学校放送を利用した授業風景や、番組制作者が番組に込めた思いなどを紹介し、上手な番組の利用方法を提案するなど、非常に現場に役立つコンテンツとなっています。

オリジナリティ溢れるキャラクターが登場し、それらが使用された、感想文、時間割表などの素材表が、ダウンロードできるサービスがあり、これらは、特に低学年の小学生に人気となっています。