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土よう親じかんの良いところ
ではもう少しこの「土よう親じかん」を詳しくご紹介いたします。
「土よう親じかん」では、毎回、テーマとして取り上げられた問題の専門家をゲストとして招き、その専門家による意見やアドバイスを提供します。
子育てははっきりとした正解のあるものではありません。何が正しくて、何が間違っているのか解らず、親は試行錯誤しながら、子育てをするはずです。
同じ子を持ちながらも、子育ての環境が違う親や、子育てへ対する考え方が違う親の意見を聞くこで、子育てに対する考えを深く考えるきっかけとなります。
子供番組だけでなく、親や大人に向けた情報を発信するという点でも、NHKデジタル教材は優れた教材であるといえるでしょう。
子供が育つためには、大人や社会の力は必要不可欠です。しかし、子供を育てる側である我々も、時には万全であるとは言えません。子供たちが悩み苦しむのと同じに、大人も、特に、子育ての間は苦しむのです。
そうした大人たちへ向けた番組を発信することで、直接的ではないにしろ、子供たちの教育に何かしらの影響があることが考えられます。
こうした番組の放送は、日本全体の教育レベルを高めていくことでしょう。
「土よう親じかん」は教育の専門家による理論やこうすべきである、といった一方的な理想論を発信する番組ではなく、携帯電話や番組ホームページから子育てに取り組む親の生の声を、番組内で発信することで、退屈で堅苦しいイメージを排除しています。
子供の友人関係についてのアンケートを取ったところ、子供の友人関係について、子供と付き合わせたくない友人がいる。と回答が1位になるという結果でした。
この結果に対する問題は現代に限らず、いつの時代も親たちはぶつかる問題です。親が口を出すことによって、大人になった際子供自らが人間関係を構築しにくくなるのでは?あるいはその友人と付き合わせることで、自分の子供たちに悪影響が及ぶのではないだろうか?または、実際に悪影響をすでに受けている。などの問題に同じように悩んでいる親が存在する。ということを知ってもらうのが、この番組の意義となります。